恩納村を代表する観光スポット「万座毛」の近くに、知る人ぞ知る神聖な洞窟「ウドゥイガマ」があります。
観光客で賑わう万座毛とは対照的に、ウドゥイガマは静かで落ち着いた雰囲気が漂うパワースポットです。
今回は、そんなウドゥイガマの魅力と行き方、歴史を詳しくご紹介します!
これから恩納村を訪れる予定の方、穴場スポットやパワースポットをお探しの方にぴったりの情報をお届けします。
ウドゥイガマの由来
ウドゥイガマの名前の由来は、「ウドゥイ」が沖縄の方言で「踊り」を、「ガマ」が「洞穴」を意味しています。この洞窟は、かつて村芝居の演目を練習する場所として使用されていました。
広さは大人20名程が車座になれるほどで、旧暦8月の村芝居の際には、この場所で稽古が行われました。
ウドゥイガマの魅力
ウドゥイガマは琉球石灰岩の海食洞穴で、洞窟の中には階段を下りて進みます。
洞窟の広さは奥行き約15メートル、幅5〜6メートル、高さ2〜3メートルです。洞窟内は夏場でも涼しく、洞穴の入り口からは太陽の光が差し込みます。
この光景はとても幻想的で、自然の美しさを感じることができます。
洞窟を抜けると、琉球石灰岩の大きな岩を越えて海に出ることができます。ウドゥイガマの沖は「アポガマ」と呼ばれるダイビングスポットとしても知られています。
岸から約50メートルほど沖に出ると、ドロップオフ(崖)になっており、海底は約35メートルの深さがあります。水中にはいくつもの洞窟があり、ホワイトチップなどのサメの住処にもなっています。
ウドゥイガマへの行き方
ウドゥイガマは那覇空港や那覇市内から車で約60分ほどの距離にあります。行き方は以下の通りです
- 国道58号線を北上し、恩納村に向かいます。
- 恩納村役場を越えて万座毛の信号を左折。
- 万座毛方面へ進み、「情報通信機構・沖縄電磁波技術センター」の看板を左折。
- 農道を右折し、海側に進むと封鎖された道路があります。車で行けるのはここまでです。
車を停める場所としては、農道に入ってすぐの「まんざ公園」に駐車するのが便利です。まんざ公園からウドゥイガマまでは徒歩で約15分です。
安全に楽しむための注意点
ウドゥイガマ周辺の海域は離岸流(リップカレント)が起きやすいエリアです。
現地のガイドの引率がない場合は、海に入らないようにしてください。
また、周囲は人が少なく、車上荒らしも発生しやすいので、車内に貴重品を置かないよう注意しましょう。
緊急を要する時
緊急を要する場合は直ちに連絡してください。
警察署・消防署・海上保安署 | 電話番号 |
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石川警察署 | 098-964-4110 |
恩納交番 | 098-966-8121 |
名護警察署 | 0980-52-0110 |
消防 (緊急) | 119 |
金武地区消防 (恩納分遣署) | 098-966-8118 |
金武地区消防 (本部) | 098-968-2020 |
海上保安庁 (緊急) | 118 |
名護海上保安署 | 0980-53-0118 |
恩納村役場 | 098-966-1200 |
医療機関 (アポガマからの移動時間) | 電話番号 |
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最寄診療所 | |
恩納クリニック (約3分) | 098-966-8115 |
みのり内科クリニック (約20分) | 098-965-7770 |
まつしまクリニック (約36分) | 098-958-6888 |
緊急医療機関 | |
沖縄県立中部病院 (約30分) | 098-973-4111 |
沖縄県立北部病院 (約30分) | 0980-52-2719 |
まとめ
ウドゥイガマは恩納村の指定文化財であり、静かで神聖な雰囲気が漂う洞窟です。
観光客で賑わう万座毛とは異なり、ウドゥイガマは静寂の中で自然と向き合うことができるパワースポットです。
訪れる際は、地域の歴史や文化を尊重し、マナーを守って行動しましょう。
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