沖縄本島から車で気軽に訪れることができる離島、瀬底島(せそこじま)。那覇空港から車で約1時間半~2時間とアクセスも便利です。
美しい海と豊かな自然が広がるこの島は、観光地としても人気があります。今回は、そんな話題の瀬底島で楽しめる観光スポットや絶景、そして家族で楽しめるアクティビティをご紹介します。
瀬底島の基本情報
瀬底島は沖縄本島の本部半島の西方約600メートルの東シナ海に位置し、周囲約8km、面積2.99km²の小さな島です。
那覇空港から車で約2時間で到達でき、全長762mの瀬底大橋で本島と繋がっているため、車で簡単に往復可能です。
主な観光スポット
瀬底島には、訪れる人々を魅了する多くの観光スポットがあります。
アンチ浜
瀬底大橋を渡ってすぐの場所にある「アンチ浜」は、地元でも観光客にも愛される天然ビーチ。透明度の高い海と白砂のコントラストが美しく、インスタ映え間違いなしの絶景スポットです!
浅瀬が広がり、子どもたちも安心して遊べる環境が整っています。サンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ海中を覗きながらの海水浴は、子どもから大人まで楽しめますよ。
また、トイレやシャワー施設、軽食を楽しめる海の家もあり、設備が充実。駐車場も完備されていますが、観光シーズンは早い時間帯に訪れるのが賢明です。
アクティビティ
アンチ浜の魅力をさらに引き立てるアクティビティが「クリアカヤックツアー」。
透明なカヤックの底から、まるで海の上を歩いているかのような体験ができるこのツアーは、海中の生き物たちを間近に感じることができます。
【沖縄・本部・瀬底島】クリアカヤック探検ツアー60分コース
大人1人 5,500 円 ~ (税込)
沖縄マリンスタジオ(Okinawa Marine Studio)
沖縄本島でもトップクラスの海の綺麗さを誇る瀬底島アンチ浜で、底が透明なカヤックに乗り、のんびり珊瑚やサカナを見に行きましょう!
アンチ浜はビーチから30秒でたくさんの珊瑚が広がってます。
ガイドも一緒に同行するので安心です。
是非、一緒に瀬底の海を満喫しましょう
また、バナナボートやシュノーケリングなど、複数のアクティビティをセットにしたマリンパックも大人気。時間があれば、いろいろなアクティビティを試して、瀬底島の海を存分に楽しんでください!
【沖縄・瀬底島】4Kカメラ(GoPro)撮影無料プレゼント♪ ウミガメの棲む海で開催!! バナナボートで行くシュノーケリング
大人1人 8,000 円 7,000 円 ~ (税込)
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オーシャンスタイル(OceanStyle)
透明度の高い海と、白く美しいビーチ!!
開催場所は、島の裏側にある瀬底ビーチ
ビーチは白い砂浜が広がり、目の前には伊江島や水納島が一望出来る最高のロケーションのため、ドラマの撮影やCM・グラビアの撮影にも使われる程人気!友達や家族と写真を撮ってSNSで自慢しちゃおう
【沖縄・本部・瀬底島】BBQ付きでお得!Eコース(マリン3種バナナボート・チューブ・ジェット)
大人1人 8,500 円 ~ (税込)
沖縄マリンスタジオ(Okinawa Marine Studio)
マリン3種バナナボート・トーイングチューブ・ジェットスキーのマリンアクティビティを遊びつくせる超お得なプランです、 家族やお友達グループでワイワイ楽しみながら仲を深めることができる当店オススメのアクティビティです。青い海青い空を見ながらのバーベキューは格別!お得なBBQ付きのプランです。
【沖縄・本部・瀬底島】SUP体験たっぷり60分コース
大人1人 6,000 円 ~ (税込)
沖縄マリンスタジオ(Okinawa Marine Studio)
自然豊かな瀬底島のアンチ浜でたっぷり60分のSUP体験!
綺麗な海の上を歩いているような感覚を味わうにはこのメニュー♪
事前に優しいスタッフによるブリーフィングもあるので初心者でも安心!
瀬底ビーチ(クンリ浜)
「瀬底ビーチ」は、瀬底島の中でも特に人気のある美しいビーチです。
白砂が約800メートルにわたって続き、澄み切った海が広がる光景は圧巻の一言。
写真映えする風景が広がり、思わずカメラを向けたくなるスポットです。
ビーチには駐車場や更衣室、シャワー施設も完備されており、監視員も常駐しているため安心して楽しめます。
瀬底ビーチに訪れる際は、安全面にも配慮されているので、家族連れにもおすすめです。
瀬底ビーチを訪れるなら、ぜひ体験してほしいのが「パラセーリング」。
上空から見下ろす瀬底島の絶景は、まるで絵画のような美しさです。さらに、バナナボートやシュノーケリングなど、ファミリーで楽しめるマリンアクティビティも充実しています。
パラセーリングとバナナボート、シュノーケリングの3つのアクティビティがセットになったお得なプランもあり、スリルとリラクゼーションを一度に楽しめます。家族全員で参加して、素晴らしい夏の思い出を作りましょう!
【沖縄・瀬底島】 パラセールコース【パラセーリング&バナナボート10分セット】
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瀬底ビーチマリンクラブ(SesokoBeachMarineClub)
沖縄の大空をあなただけに・・・。肌で風を感じながら、瀬底島、水納島を一望できます。空を飛んでいる感覚と、透き通る海に感動すること間違いなし!バナナボートとセットにすることでお得です♪
【沖縄・瀬底島】パラセーリング体験※9~16時※【1時間】
大人1人 8,000 円 ~ (税込)
沖縄マリンスタジオ(Okinawa Marine Studio)
心地よい風を感じながら瀬底島、水納島を一望でき空を飛んでいる感覚と透き通る青い海に感動すること間違いなし。
高い所が苦手な方でも安心して楽しめます。
ヒルトン沖縄瀬底リゾート
瀬底ビーチの近くには、2020年にオープンした日本初のヒルトンビーチリゾートホテルであるヒルトン沖縄瀬底リゾートがあります。
ラグジュアリーな滞在
このリゾートホテルは、ラグジュアリーな滞在を提供しており、宿泊客はリゾート内の様々な施設やサービスを利用できます。
プール、スパ、レストランなど、充実した設備が揃っており、快適に過ごせる環境が整っています。
ビーチへのアクセス
リゾートから直接ビーチにアクセスできるため、滞在中はいつでも美しい海を楽しむことができます。さらに、ホテルから眺めるサンセットは絶景で、夕日が海に沈む様子はまさに絵画のようです。
都会の光害が少ないため、夏の終わりから秋にかけて満点の星空を観賞することもできます。静かな環境での星空観賞は、心を落ち着かせ、リラックスしたひとときを提供してくれます。
瀬底島の観光の特徴
瀬底島はその透明度の高い海と美しいビーチが大きな魅力です。訪れる人々は、まるで絵に描いたような景色を楽しむことができます。
この島は、のんびりとした雰囲気が漂い、リラックスした時間を過ごしたい人にぴったりです。日帰り観光はもちろん、数日間の滞在型旅行にも適しています。
周辺には美ら海水族館や備瀬のフクギ並木など、本島北部の人気観光スポットが点在しているため、瀬底島を観光の拠点として利用するのも非常に便利です。
瀬底島へのアクセス方法
瀬底島は沖縄本島から車で簡単にアクセスできるため、非常に訪れやすい場所です。以下に、瀬底島への具体的なアクセス方法を詳しく説明します。
瀬底大橋を渡る
瀬底島は全長762メートルの瀬底大橋で沖縄本島と繋がっています。
この橋を渡ることで、車で直接島にアクセスすることができます。那覇空港から瀬底島までは、車で約2時間の道のりです。
レンタカーを利用する場合は、那覇空港から沖縄自動車道を北上し、許田インターチェンジで降りて本部町方面へ向かいます。途中、美ら海水族館や備瀬のフクギ並木などの観光スポットを経由することも可能です。
駐車場と設備
瀬底島には各ビーチに駐車場が完備されており、車で訪れる観光客にとって非常に便利です。
例えば、瀬底ビーチやアンチ浜には広い駐車場があり、夏季には満車になることもあるため、早めの到着をおすすめします。
駐車場は有料と無料のエリアがあり、利用しやすい場所を選ぶことができます。
公共交通機関の利用
公共交通機関を利用する場合、那覇市内からバスで本部町まで行くことができます。
那覇バスターミナルから名護バスターミナル行きの高速バスに乗り、名護で本部方面行きのバスに乗り換えます。
最寄りのバス停からタクシーを利用するか、徒歩で瀬底大橋を渡って島に入ることができます。ただし、公共交通機関を利用する場合は、バスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくと良いでしょう。
瀬底島内の設備
瀬底島内には、訪問者が快適に過ごせるよう、シャワーや売店、レンタル設備が整っています。ビーチにはシャワー施設があり、海水浴後に体を洗い流すことができます。
夏季には売店も営業しており、軽食や飲み物を購入することができます。
また、シュノーケリング用具やビーチパラソル、デッキチェアなどのレンタルも可能ですので、手ぶらで訪れても問題ありません。
瀬底島の歴史
瀬底島は沖縄県国頭郡本部町に位置する美しい島であり、その歴史は古くから続いています。以下に、瀬底島の歴史について詳しく紹介します。
古代から琉球王国時代
瀬底島の歴史は古代に遡ります。島には先史時代の貝塚やグスク時代の遺構が発見されており、瀬底グスク(ウチグスク)では青磁や染付けされた陶磁器が出土しています。このことから、瀬底島は古くから人々が住んでいたことがわかります。
伝承によると、瀬底島のウチグスク周辺には生活していた7世帯があり、1469年に琉球王国の第一尚氏王統最後の尚徳王が死去すると、その子孫がウチグスクに住み、島に村落を形成したとされています。また、沖縄本島中部の具志川や石川(現在のうるま市)からの移住者もいたと伝えられています。
江戸時代
江戸時代には、瀬底島は農業が盛んで、特にサトウキビの栽培が主要な産業となっていました。島の住民は沖縄本島の本部半島との間で活発な交易を行っていました。
『球陽』(1736年条)には、本部間切の村々の農地が狭く、木を焼き払って田畑を開墾したという記録があり、土地に余裕のある瀬底島に本島から石嘉波村が移転してきたことが記されています。この際に、石嘉波神社が建立されました。
明治時代以降
明治時代になると、瀬底島にも近代化の波が押し寄せました。1890年(明治23年)には、島内に「瀬底簡易小学校」が設立され、その後「瀬底尋常小学校」として分離されました。
教育の充実が図られる中で、島の住民たちは新しい時代に対応するための知識と技能を身につけていきました。
戦時中と戦後
1944年(昭和19年)10月10日の十・十空襲では、瀬底島と沖縄本島の崎本部との海域に停泊していた潜水母艦「迅鯨」がアメリカ軍の攻撃により沈没しました。
この空襲による島内の被害として、民家と学校が焼失し、島民1名が死亡しました。翌年の1945年(昭和20年)4月22日には、アメリカ軍が瀬底島に上陸し、沖縄戦において多くの島民が犠牲となりました。
戦後、瀬底島の住民たちは再建に向けて努力しました。戦時中には水不足が深刻な問題となっていましたが、1964年(昭和39年)にはボーリング機材を用いて地下水を汲み上げることに成功し、1982年(昭和57年)には沖縄本島からの海底送水が実現しました。
これにより、島の生活環境は大きく改善されました。
瀬底大橋の開通と現代
1985年(昭和60年)には、瀬底島と沖縄本島を結ぶ全長762メートルの瀬底大橋が完成しました。この橋の開通により、瀬底島は本島からのアクセスが非常に容易になり、多くの観光客が訪れるようになりました。
観光業が発展する中で、2020年には日本初のヒルトンビーチリゾートホテルであるヒルトン沖縄瀬底リゾートがオープンし、さらに多くの観光客を引き寄せています。
まとめ
瀬底島は、美しい自然と手軽なアクセスが魅力の観光地です。透明度の高い海と白い砂浜、豊富なマリンアクティビティ、絶景ポイントなど、訪れる価値が十分にあります。
沖縄本島からのアクセスも良く、日帰りでも滞在型でも楽しめる瀬底島で、素晴らしい時間を過ごしてみてください。
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