沖縄旅行で絶対に訪れたいスポット、「沖縄美ら海水族館」。
世界最大級の水槽や珍しい海洋生物に出会うことができるんです!
家族旅行やカップルでのデートにもぴったりなこの水族館について、詳しくご紹介します。
沖縄美ら海水族館とは
沖縄美ら海水族館(Okinawa Churaumi Aquarium)は、沖縄本島北西部の本部半島に位置する、国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区内の水族館です。
「美ら海」とは、沖縄の方言で「清ら(しい)海」という意味。その名の通り、美しい沖縄の海を再現した施設で、沖縄の海の生態系や魅力をたっぷりと楽しむことができます。
沖縄美ら海水族館の基本情報
住所 | 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地 |
営業時間 | 8:30~18:30(延長期間は~21:00まで) |
定休日 | 毎年12月第1水曜日とその翌日 |
電話番号 | 0980-48-3748 |
美ら海水族館の見どころ!
沖縄美ら海水族館は、沖縄の海の多様な生態系を体感できる魅力的な施設です。
1. 巨大水槽「黒潮の海」
「黒潮の海」水槽は、美ら海水族館の目玉とも言える巨大水槽です。この水槽は、水量7,500トン、長さ35m、幅27m、深さ10mを誇り、ジンベエザメやナンヨウマンタなどの巨大な海洋生物が悠々と泳ぐ姿を間近で観察できます。アクリルパネルの大きさも圧巻で、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cmのパネルは、かつて世界最大としてギネスブックにも認定されました。
ジンベエザメ:水槽内を優雅に泳ぐ姿は圧巻です。沖縄美ら海水族館は、ジンベエザメの長期飼育記録を持っており、飼育技術の高さが伺えます。
ナンヨウマンタ:こちらも大水槽で観察できる巨大エイの一種で、世界初の繁殖成功事例を誇ります。
2. 「サンゴの海」水槽
「サンゴの海」水槽では、470群体以上のサンゴを展示しており、太陽光を取り入れた自然に近い環境でサンゴが育っています。沖縄の美しいサンゴ礁をそのまま再現したかのような光景は、訪れる人々を魅了します。
サンゴの種類:ここでは約80種のサンゴが育成されており、その多様性と色彩の美しさは見応えがあります。
共生生物:サンゴと共に生きる小さな魚たちや、サンゴ礁に生息する様々な生き物も観察できます。
3. 「深層の海」水槽
「深層の海」水槽では、沖縄の深海に住む生物たちを展示しています。水深200〜700mの環境を再現したこの水槽では、深海ならではの神秘的な生物を観察できます。
深海魚:ハマダイやナガタチカマス、発光エビ類など、珍しい深海生物が展示されています。
深海の環境:深海の環境や生態についての解説パネルもあり、知識を深めることができます。
4. 「イノーの生き物たち」
「イノーの生き物たち」は、沖縄の方言でサンゴ礁の浅瀬を意味する「イノー」に住む生物を展示しています。タッチプール形式で、ヒトデやナマコなどの生物に触れながら学ぶことができます。
タッチプール:実際に生物に触れることで、子どもたちにも人気のエリアです。
浅瀬の生物:ヒトデ、ナマコ、ウミウシなど、浅瀬に生息する生物を間近で観察できます。
5. サメ博士の部屋
「サメ博士の部屋」では、サメの生態や種類について詳しく学ぶことができます。危険なサメから、普段あまり知られていないサメまで、幅広い情報が展示されています。
危険ザメ展示:オオメジロザメやイタチザメなど、危険とされるサメを観察できます。
解説パネル:サメの生態や生態系での役割について、詳しい解説が読めます。
6. オキちゃん劇場
「オキちゃん劇場」では、イルカショーが行われています。バンドウイルカやミナミバンドウイルカ、オキゴンドウなど、様々なイルカのパフォーマンスを楽しめます。
イルカショー:ダイナミックなジャンプや可愛らしい芸を披露するイルカたちのショーは、大人から子どもまで楽しめます。
人工尾びれのフジ:かつて話題になった、人工尾びれを付けたイルカ「フジ」の物語も紹介されています。
7. マナティー館・ウミガメ館
「マナティー館」と「ウミガメ館」では、それぞれマナティーとウミガメが展示されています。沖縄の海に生息するこれらの生物について学ぶことができます。
マナティー館:メキシコから贈られたマナティーが飼育されています。彼らのゆったりとした動きを観察できます。
ウミガメ館:タイマイ、アオウミガメ、アカウミガメなど、様々な種類のウミガメを見学できます。
美ら海水族館を120%楽しむコツ
沖縄美ら海水族館を訪れる際には、単に展示を眺めるだけでなく、様々な工夫を凝らして楽しむことができます。
ここでは、そんな美ら海水族館を120%楽しむためのコツをご紹介します。
1. 計画的に訪れる
美ら海水族館は広大な施設です。
営業時間やイベントスケジュールを確認し、訪れる日や時間を計画しましょう。
特に混雑する週末や祝日を避けると、ゆっくりと館内を楽しむことができます。
2. 早めの時間に訪れる
朝一番に訪れることで、混雑を避け、人気の展示をゆっくりと見ることができます。
開館直後は比較的空いているため、ジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ「黒潮の海」など、大人気のエリアも快適に見学できます。
3. オーディオガイドを活用する
美ら海水族館では、オーディオガイドを借りることができます。
オーディオガイドを利用すると、展示物についての詳しい解説を聞きながら見学できるため、理解が深まり、より楽しむことができます。
4. 特別プログラムやイベントに参加する
美ら海水族館では、給餌ショーや特別解説プログラム、バックヤードツアーなど、様々なイベントが定期的に開催されています。
これらのプログラムに参加することで、普段は見られない裏側や特別な瞬間を体験することができます。事前に公式サイトでスケジュールを確認し、見逃さないようにしましょう。
5. 「黒潮探検(水上観覧コース)」を楽しむ
「黒潮の海」大水槽を上部から観覧できる「黒潮探検」は、通常の見学とは一味違った視点で水槽を楽しめる人気のコースです。
早朝や夕方の時間帯に行われることが多いので、ぜひ参加してみてください。
6. 再入館制度を活用する
美ら海水族館では、当日に限り再入館が可能です。
午前中に一度見学し、ランチや周辺施設を楽しんだ後、午後に再び館内に戻って見学を続けることができます。これにより、1日中無駄なく楽しむことができます。
7. 館内カフェでリラックス
「黒潮の海」水槽に隣接するカフェ「オーシャンブルー」では、大水槽を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
コーヒーを飲みながら、悠々と泳ぐジンベエザメやマンタを見てリラックスするのもおすすめです。
8. 周辺施設も満喫する
美ら海水族館の周辺には、イルカショーが楽しめる「オキちゃん劇場」や「マナティー館」、「ウミガメ館」など、無料で楽しめる施設が充実しています。
特に子ども連れのファミリーには、これらの施設も合わせて訪れることで、充実した1日を過ごせます。
9. お土産ショップを訪れる
美ら海水族館には、限定商品や地元の特産品が揃うお土産ショップがあります。
ここでしか手に入らないフィギュアやオリジナルグッズを購入して、旅の思い出を形に残しましょう。
10. 年間パスポートの活用
沖縄美ら海水族館には、年間パスポートがあります。
2回分の入館料で1年間何度でも訪れることができるので、頻繁に沖縄を訪れる方や水族館が大好きな方にはとてもお得です。
また、パスポート会員限定の特典もあるので、利用価値大です。
11.事前に混雑状況をチェックしよう
沖縄美ら海水族館を訪れる際、特に週末や祝日は混雑しがちです。混雑を避けるには、10時から16時のピーク時間帯を避け、平日や開館直後の朝イチに訪れるのが賢明です。
また、通常期の開館時間は8時30分から18時30分ですが、繁忙期には8時30分から20時まで延長されます。
また、駐車場の混雑状況を事前にチェックすることで、スムーズな来園が可能です。以下のリンクから、最新の駐車場情報を確認してみてください。
混雑が予想される日でも、事前に情報を把握しておくことで、安心して楽しい時間を過ごすことができます。
美ら海水族館に行く前に知っておくこと
沖縄美ら海水族館を訪れる際に、事前に知っておくと便利な情報をまとめました。これらのポイントを押さえておくことで、よりスムーズで快適な訪問を楽しむことができます。
1. 事前予約
沖縄美ら海水族館では、人気のプログラムやツアーが数多く開催されています。これらのプログラムには事前予約が必要なものもあり、当日参加できないこともあります。事前に公式サイトで詳細を確認し、必要な予約を済ませておきましょう。
- 予約が必要なプログラム:
- バックヤードツアー:飼育員のガイド付きで水族館の裏側を探検する人気ツアーです。
- 特定のワークショップやイベント:季節限定のイベントや特別なワークショップも事前予約が必要な場合があります。
- 予約方法:公式サイトで予約ページを確認し、必要事項を入力して予約を完了させてください。
2. 服装と持ち物
美ら海水族館内を快適に見学するためには、適切な服装と持ち物の準備が重要です。特にバックヤードツアーなどでは、動きやすい服装が求められます。
服装:
歩きやすい靴:館内は広く、見学エリアも多岐にわたります。歩きやすい靴を履いて、疲れにくいようにしましょう。
動きやすい服装:特にバックヤードツアーでは、階段や狭い通路を通ることがあるため、動きやすい服装が推奨されます。
持ち物:
カメラやスマートフォン:美しい展示や記念撮影のためにカメラやスマートフォンを持参しましょう。
飲み物:水分補給のために飲み物を持参すると便利です(ただし、一部エリアでは飲食が禁止されている場合があります)。
3. 再入館の活用
美ら海水族館では再入館が可能です。これを活用して、周辺の施設や他のアトラクションも楽しむことができます。
- 再入館の方法:再入館を希望する場合、出入口で入館券を提示することで、当日に限り再入館が可能です。再入館の際は、入館券を忘れずに持参しましょう。
- 周辺施設との連携:
- オキちゃん劇場:イルカショーが無料で楽しめるオキちゃん劇場は水族館のすぐ近くにあります。再入館を活用して、水族館と劇場を行き来するのもおすすめです。
- マナティー館やウミガメ館:これらの施設も水族館の周辺にあり、無料で見学できます。再入館を利用して、これらの施設も一緒に楽しみましょう。
美ら海水族館の歴史と背景
沖縄国際海洋博覧会と初代水族館
沖縄美ら海水族館の歴史は、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会に遡ります。
この博覧会の跡地に建設された「国営沖縄海洋博記念公園水族館」は、1979年に開館し、長年にわたり多くの来館者を迎えました。この初代水族館は、沖縄の海の魅力を伝える重要な役割を果たしてきましたが、施設の老朽化が進むにつれて、改修の必要性が高まりました。
新しい水族館への再生
2002年、最新の設備とデザインを取り入れた新しい水族館として「沖縄美ら海水族館」が再オープンしました。
この再オープンは、沖縄本土復帰30周年を記念して行われたもので、沖縄の観光資源としても大きな役割を担っています。新しい水族館は、単なる観光施設にとどまらず、研究機関としての機能も強化され、海洋生物の長期飼育や繁殖など、さまざまな研究成果を上げています。
設計コンセプト:「沖縄の海との出会い」
沖縄美ら海水族館の設計コンセプトは「沖縄の海との出会い」です。
館内は、沖縄の浅瀬から深海までの海の生態系を再現しており、訪れる人々がまるで実際の海の中を探検しているかのような体験ができるよう工夫されています。
このコンセプトに基づき、展示内容や施設のデザインが考えられています。
施設の特徴
自然光の取り入れ:館内の多くの展示エリアには自然光を取り入れています。特に「サンゴの海」水槽では、屋根をなくし、太陽の光を直接取り入れることで、サンゴや魚たちがより自然に近い環境で生活できるように工夫されています。
大水槽「黒潮の海」:沖縄美ら海水族館のハイライトとなるこの大水槽は、全長8.6mのジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ姿を観察できます。この水槽の設計には、回遊魚たちが自由に泳ぎ回れるように十分なスペースと水深が確保されています。
深海生物の展示:深海の生態系も再現されており、水深200~700mの環境に生息する珍しい生物たちを観察することができます。これにより、深海の神秘的な世界を身近に感じることができます。
まとめ
沖縄美ら海水族館は、沖縄の海の美しさとその生態系を体感できるスポット。
ジンベエザメやナンヨウマンタ、深海生物などの貴重な展示が魅力で、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。次の沖縄旅行では、美ら海水族館で沖縄の神秘を存分に楽しんでください!
おきなわランチ一押しスポット!