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東を向いた浜です。正面に久高島が浮かび、その向こうから朝日が昇ります。公式が挙げる6つの特徴のひとつが「久高島から昇る朝日」で、元旦には初日の出のイベントが開かれます。夕日を見たいなら、別の浜を選んでください。
砂浜は2つの湾に分かれています。海に向かって左の湾が遊泳区域、右の湾は遊泳禁止でマリンスポーツの区域。区切りが地形そのものなので、線が引かれているより分かりやすい浜です。
そして隣が安座真港。久高島行きの船が1日6便、ここから出ています。海に入って、船で神の島へ渡る。この2つを同じ日に置けるビーチは、ほかにありません。
泳ぐのは左の湾だけ
2つの湾に分かれていて、右の湾は遊泳禁止。マリンスポーツの区域です。
入場料は取れない仕組み
県の条例で海浜公園の入場料は徴収できません。有料は駐車場とシャワーだけ。
隣の港から久高島へ1日6便
高速船15分770円、フェリー25分680円。切符は出発の3分前に売り止めです。

WEBチケットなら券売所に並ばず、スマホのQRで入れます。初回登録の5%クーポンで2,071円。いちばん安いのは道の駅許田の2,000円ですが、通り道でなければ71円の差です。
遊泳期間と、かかるお金
県が設置した海浜公園なので、料金の考え方が条例で決まっています。
2026年の海開きは4月19日(日)。10:30から祈願式、11:30から初泳ぎでした。遊泳は10月まで
7月1日〜8月31日は10:00〜18:00、それ以外は10:00〜17:00。開園と駐車場はそれぞれ18:30/17:30まで
2つの湾のうち、海に向かって左の湾だけ。右の湾は遊泳禁止でマリンスポーツの区域です
ライフガードを配備。県のモニタリング資料に監視員の配置、定期的な防災訓練、レスキューボートとAEDの設置が記録されています。ただし常駐は遊泳期間中・遊泳時間内だけです
設置されます。ただし恒常ではありません。台風が近づくと撤去され、破損すると修繕で遊泳できなくなります。2026年は7月18日に「ネット修繕中で遊泳不可」の告知が出ました
無料。沖縄県の「海浜を自由に使用するための条例」により、海浜公園への入場料は徴収できません。条例で有料なのは駐車場とシャワーだけです
1回200円。真水(冷水)です。温水化は令和7年9月の県の委員会で「工事発注」「早期実施の検討」の段階で、2026年8月時点で完了しているかは確認できていません
350台。普通乗用車500円、バイク100円、マイクロバス1,000円、大型バス2,000円。開園時間が終わるまでに移動が必要です
令和8年度のシーズン前調査で水質A。令和6年度はシーズン前AA・シーズン中A。県の主要水浴場は2年に1回の隔年調査で、あざまは偶数年度の対象です
098-948-3521(10:00〜17:30/7・8月は18:30まで)。設置は沖縄県、指定管理者は安座真海浜公園運営企業体
車いすやベビーカーで砂の上を進めるようにするモビマットが敷かれていて、公式は「モビマットの常設は全国でもあざまサンサンビーチのみ」と書いています。水上車いすのモビチェアーも3台あり、1時間1,000円・1日5,000円で借りられます。
ほかのレンタルはパラソル1,000円、浮き輪500〜1,000円、ライフジャケット500円、デッキチェア500円、サマーベッド1,000円、ゴーグル500円。マリンの支払いは現金のみです。
空港と、久高島フェリー
車なら空港から45分。そして隣が久高島への玄関口です。
公式の表記で車で約45分。沖縄自動車道の南風原南ICから一般道で約20分。道のりは約26kmです
38番・338番 志喜屋線の「あざまサンサンビーチ入口」から徒歩約5分
「安座真港」バス停から徒歩約1分。ルートとダイヤは令和7年4月1日から変わっているので、南城市の公共交通情報で確認してください
約15分。大人片道770円・往復1,480円。小人片道390円・往復750円
約25分。大人片道680円・往復1,300円。小人片道340円・往復650円。1日6便で、支払いは現金のみ。切符の販売は出発の3分前に終わります
2つの湾と、朝日
人工の浜です。中城湾港の「美しい港づくり」とタイアップした海辺づくりとして、海岸保全施設と一緒に整備されました。砂浜の長さは県の施設概要で460m。
2つの湾に分かれているのが、この浜の一番の特徴です。遊泳禁止区域をはっきり区別できるように分けられていて、左の湾で泳ぎ、右の湾でマリンスポーツをする。同じ水面を共有しないので、事故の形がひとつ減ります。
沖に浮かぶのが久高島。琉球開闢の祖アマミキヨが天から降り立ったとされる島です。その方向から朝日が昇ります。
もうひとつのSNSスポットが、ビーチ入口すぐの流木ブランコです。ヒーローの写真がそれです。
安座真の神アサギ
ビーチが開いたのは平成12年(2000年)4月。沖縄県海浜公園の設置及び管理に関する条例が同年3月31日に公布され、その翌月にオープンしています。平成17年度から指定管理者制度に移りました。
安座真は世帯数264・人口559(令和8年3月末)の集落です。旧暦7月16日のヌーバレーは、弥勒神を先頭に三線と太鼓で集落を練り歩く行事で、安座真では200年以上続いています。2年に1度のウュエーは、身長3メートルの大男が120歳まで生きたという大神宮(うふぢちゅう)の誕生日にあたる旧暦4月18日に行われ、神アサギにムーチー120個を供えます。別に700個ほど作って、健康長寿の縁起物として各家庭に配るそうです。
集落の神行事はすべて安座真の神アサギから始まります。祭壇に祀られているのは、火の神、ムラ神、大神宮、弥勒神、そしてサイハ神。サイハ神とは、斎場御嶽の神です。歩いて2分の世界遺産と、この集落の信仰が直接つながっている。それが一次情報として確認できます。
ここは間違いやすいので、はっきり書きます。琉球王国の時代、国王と聞得大君が久高島へ渡るときの発着地は与那原の御殿山で、安座真ではありません。知念のテダ御川では祝女たちが航海の安全を祈っていましたが、それも別の場所です。安座真港が久高島への玄関口になったのは近代以降と考えるのが妥当で、王国時代からの港だったとは書けません。
そして「安座真」という地名の由来は、南城市と沖縄県の公表資料に記述がありませんでした。分かりません。
ウュエー。大神宮の誕生日とされ、神アサギにムーチー120個を供えます
ヌーバレー。弥勒神を先頭に集落を練り歩く行事で、安座真では200年以上続いています
条例公布(3月31日)の翌月、ビーチがオープン
平成17年度から指定管理者制度に移行
安座真海浜公園運営企業体が指定管理者に。指定期間は令和9年3月まで
歩ける範囲と、斎場御嶽
世界遺産が徒歩圏にあります。海と聖地を同じ日に置ける場所です。
約0.6km。三方が海に開けた岬で、久高島とコマカ島が見えます。歩いても行けます
約1.1km。世界遺産。チケット売場は南城市地域物産館で、そこから御嶽の入口まで約500〜600m歩きます。3〜10月は9:00〜18:00、11〜2月は9:00〜17:30。石畳が滑るのでハイヒールは無料貸出の履物に履き替えます。入館料は2026年10月1日から改定予定です
約5.1km。知念の高台から海へ下るループ橋です
約9.2km。グラスボートで知られる天然の浜
約10.8km。天ぷらと海産物。橋で本島とつながっています
BBQとキャンプ、無人島
BBQは3日前までの予約制で、申し込みはウェブの予約フォームだけです(当日予約は不可)。通年受付で、利用は10:00〜17:00、コンロは16:00まで。食材は1人前2,000〜2,900円、ガス用コンロ一式4,500円、木炭用コンロ一式2,500円(木炭は3kg 1,500円で別売)。皿・箸100円、調味料300円が1人あたり別途なので、「完全に手ぶら」ではありません。食材・コンロ・木炭の持ち込みはできません。
キャンプもできます。サイト利用料は1〜5名3,000円、6〜10名6,000円。大人1,000円、小人600円、ペット500円。チェックインは14:00〜17:00、チェックアウトは11:00。管理事務所隣のトイレは24時間使えます。キャンプ利用者だけは持ち込み食材でのBBQが可能で、15時以降の調理という条件がつきます。
海のメニューで目を引くのがウカビ島です。港から約800m、ボートで約3分の無人島で、白い砂とサンゴのかけらでできています。散策ツアーは大人3,000円で監視員が同行、シュノーケリングつきのイノー観察ツアーは大人6,000円・90分(10時・12時・14時発、予約必須、4歳から、最少2名)。60歳以上は病院の健康診断書の提出が必要です。
遊泳区域の中で個人がシュノーケルをしていいのかは、公式に書かれていません。ツアーとしてのシュノーケリングは可能なので、器材を持ち込む前に098-948-3521で確認してください。
ツアーを選ぶときの基準はひとつだけあります。沖縄県公安委員会が指定する「安全対策優良海域レジャー提供業者」かどうかです。1年以上の営業実績と審査基準への適合、それに利用者がけがをしたときの保険の証券を出して初めて指定されます。スノーケリング業では48件が指定されています(令和8年6月30日現在)。一覧は県警のサイトで公開されています。選び方は沖縄のシュノーケルにまとめました。
気をつけること
遊泳時間が終わったあとの遊泳は禁止です。公式は、遊泳時間が終わったあとは監視員がいないため危険であり禁止だと明記しています。子どもだけの遊泳、体調不良のとき、飲酒後の遊泳も禁止です。
釣りは禁止。ドローンの飛行も禁止です。ペットは緑地帯・通路・砂丘・防波堤・海への侵入が禁止で、散歩は駐車場側か道路側の歩道を使います。芝生での花火は禁止、花火エリアでも打ち上げ花火と音の大きいものは使えません。
台風のときはネットを撤去します。2026年は8月2日に「台風対策でハブクラゲ防止ネットを撤去する必要があり、5日から遊泳中止」と告知され、8月5日はビーチの運営を停止しました。散策はできるものの、波打ち際と防波堤には近づかないよう公式が求めています。
2つの湾のうち海に向かって右はマリンスポーツの区域で、泳ぐ場所ではありません。左の湾の、指定された区域の中で泳いでください。
ハブクラゲの注意報は6月1日から9月30日まで。ネットが張られているかどうかを、行く前に電話で確かめると確実です。
よくある質問
駐車場はいくら?
350台で、普通乗用車500円、バイク100円、マイクロバス1,000円、大型バス2,000円です。利用時間は7・8月が18:30まで、それ以外は17:30まで。開園時間が終わるまでに車を移動する必要があります。
入場は無料?
無料です。沖縄県の「海浜を自由に使用するための条例」により、海浜公園への入場料は徴収できない仕組みになっています。有料は駐車場とシャワー、それにレンタル・BBQ・キャンプ・マリンです。
シャワーは温水?
真水(冷水)です。1回200円。温水化は令和7年9月の県の委員会で「工事発注」「早期実施の検討」の段階まで進んでいますが、2026年8月時点で完了しているかは確認できていません。温水前提で行かないでください。更衣室は3棟あり無料です。
BBQの予約は?
3日前までにウェブの予約フォームから。当日予約はできません。通年受付で、利用は10:00〜17:00、コンロは16:00まで。キャンセルは2日前17:00まで無料で、それ以降は100%です。ただし気象庁から大雨・洪水・強風・雷・台風の注意報が出た場合は免除されます(要連絡)。
久高島へは行ける?
行けます。隣の安座真港から1日6便。高速船が約15分で大人片道770円、フェリーが約25分で大人片道680円。往復券の帰りは当日を含め6日間有効で、支払いは現金のみ。切符の販売は出発の3分前に終わります。
朝日?夕日?
朝日です。東向きの浜で、久高島から昇る朝日が公式の売りのひとつ。元旦の初日の出スポットとして知られ、令和6年度は550人が集まりました。夕日を見たいなら西海岸の浜へ。
左の湾で泳ぐ、駐車場は500円、シャワーは冷水。そして朝に行く。この4つを押さえると、あざまサンサンビーチは南部でいちばん段取りのいい浜です。
確認した情報源を見る(2026年8月5日確認)
あざまサンサンビーチ 公式サイト(ご利用案内=遊泳時間と開園時間・駐車場350台と料金・シャワー1回200円・レンタル料金、6つの特徴=久高島から昇る朝日・クラゲネット・ライフガード・モビマットの常設・流木ブランコ・ハートの鐘、BBQ=3日前までのウェブ予約・通年・利用時間・食材とコンロの料金・皿箸と調味料の別料金・持ち込み禁止とキャンプでの例外・キャンセル規定、キャンプ=サイト料と人数料金・ペット500円・チェックイン時間、マリン=全メニューの料金と対象年齢・ウカビ島ツアー・60歳以上の健康診断書・現金のみ、禁止事項=遊泳時間終了後の遊泳禁止・釣り禁止・ドローン禁止・ペットの侵入禁止・花火のルール、アクセス、2026年3月25日の海開き告知=4月19日、2026年7〜8月の台風とネット撤去・修繕の告知)/沖縄県「海浜公園の設置及び管理に関する条例」(平成12年3月31日条例第48号。正式名称=中城湾港安座真海浜公園、禁止行為と許可制行為)/沖縄県 安座真海浜公園の指定管理者募集要項(「海浜を自由に使用するための条例」により入場料は徴収できない、有料施設は駐車場とシャワー、砂浜の長さL=460m、更衣室3棟、設置目的=中城湾港の美しい港づくりとタイアップした海辺づくり)/沖縄県 令和6年度モニタリングシート(監視員の配置・防災訓練・危険生物防止ネット・レスキューボートとAED、シャワー料金収入と1回200円、利用者数47,379人、初日の出イベント550人)/沖縄県 海浜公園指定管理者制度運用委員会(令和7年9月=シャワー温水化の工事発注と早期実施の検討)/沖縄県「主要水浴場水質調査結果」(令和8年度シーズン前 水質A、令和6年度シーズン前AA・シーズン中A、平成29年度から隔年調査)/沖縄県「ハブクラゲ発生注意報」令和8年(6月1日〜9月30日)および「ハブクラゲ対策状況一覧」(令和8年6月11日時点。あざまサンサンビーチは掲載なし)/久高海運(1日6便の時刻表と運賃、現金のみ、2025年10月1日から切符販売は出発3分前まで)/南城市(安座真自治会=世帯数264・人口559・ヌーバレー・ウュエー・大神宮伝説・神アサギに祀られる神々、市の公共交通情報、斎場御嶽の営業時間と2026年10月1日からの入館料改定)/南城市観光ポータル(2つの湾と遊泳区域の区分、東御廻りの発着地は与那原の御殿山、テダ御川)/斎場御嶽 公式サイト(世界遺産登録、聞得大君の御新下り、久高島の白砂を御嶽に敷いた記録)。「安座真」の地名の由来、人工ビーチの着工年と工法、シャワーの温水化の完了時期、コインロッカーの料金、個人のシュノーケル器材やSUPの持ち込み可否、遊泳区域内での個人シュノーケリングの可否、監視員の人数と配置時間、クラゲネットの年間スケジュール、Nバスの現行運賃は、いずれも確認できませんでした。南城市観光ポータルには古い料金・営業時間・メニュー名が残っているため、公式サイトを正としています。写真は編集部素材です。
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